エアコンの近くに水染みやカビが出ると、多くの方はエアコン本体の水漏れを疑います。
しかし原因は本体ではない場合があります。最近のマンションや住宅では、エアコンの配管穴の下や近くに換気口が付いていることがあり、この換気口の使い方によって、壁まわりに結露が発生するケースがあるのです。
配管穴の近くに換気口はありますか?
最近のマンションや住宅では、エアコンの配管穴の下や近くに換気口が設置されていることがあります。
換気口は、外の空気を取り入れたり、室内の空気を入れ替えたりするためのものです。住宅の気密性が高くなっているため、換気のために設けられています。
ただし、エアコンの近くに換気口がある場合は、冷房使用中の開け方に注意が必要です。冷房中は室内と外気の温度差が大きくなるため、換気口まわりで結露が起きることがあります。
冷房中に換気口を開けると結露する
冷房を使っているときに換気口を開けると、外の暖かく湿った空気が室内へ入ってきます。
その空気がエアコンで冷えた壁や換気口まわりに触れると、温度差によって水滴が発生します。これが結露です。
特に梅雨時期や夏場は湿度が高いため、換気口のまわりに水分が付きやすくなります。配管穴の近くに換気口がある場合、壁の一部だけが湿った状態になり、カビや水染みにつながります。
結露を放置するとカビや水染みの原因に
換気口まわりに結露が出ても、最初は少し湿っている程度に見えるかもしれません。
しかし、その状態が続くと壁紙に水分が残り、黒ずみやカビが発生することがあります。壁紙の裏側まで湿気が回ると、表面を拭くだけでは改善しません。
また、水分が壁紙や下地に染み込むと、水染みとして跡が残ることがあります。
エアコンの水漏れ?結露?
エアコンの近くに水染みができると、「エアコンから水漏れしている」と思われる方もいます。
もちろん、エアコン本体やドレンホースの不具合で水漏れすることもあります。ただ、配管穴の下や近くに換気口がある場合は、換気口まわりの結露が原因になっている可能性もあります。
水がどこから出ているのかは、現場で確認しなければ判断できません。エアコン本体から水が落ちているのか、換気口まわりに水滴が付いているのかを確認してください。
冷房中は換気口の開け方を確認
冷房中に換気口を開けたままにすると、外気の湿気が入り込み、結露が起きる場合があります。
特にエアコンの配管穴の下に換気口がある場合は、壁紙や周辺の状態を確認してください。水滴が付いている、壁紙が湿っている、黒ずみが出ている場合は、換気口の使い方を見直しましょう。
換気が必要な場合でも、冷房中に長時間開けっぱなしにしない、湿度の高い日は状態を見るなど、使い方に注意してください。
水染みやカビが出た場合は早めに確認
換気口まわりに水染みやカビが出ている場合は、そのまま放置しないでください。
原因がエアコン本体なのか、配管まわりなのか、換気口の結露なのかを確認する必要があります。原因を間違えると、エアコンを点検しても症状が改善しない場合があります。
エアコンまわりに湿り気やシミを見つけた場合は、換気口の状態もあわせて確認してください。